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烏丸久美子は巫女でない。幸福な王子についてのまにまに
【2021/09/05 12:51 】
かくみは読めてないけど
青空文庫で
幸福の王子
を読んだので、その感想をば記録しておく。
まあ、内容は知っていたが酷い噺だな。
燕が凡俗なのは良いとして、王子が独り善がりでとても酷いやつだ。 他者の幸福を願うなら限られた私財を切り売りするのでは意味がないし、反射的な不快感に流されるだけで他者の都合を考えず、しまいにはその自己満足を得るためだけに目の前の燕を殺してしまう。本当に酷い噺だ。
王子が目を向け耳を傾けるべきは、手の届かない遠くの他人ではなく、触れ合い語り合った目の前の友人なんだよ。
大切に思うのなら、何故嫌がる燕に自らの肌や目玉を抉らせた?
お前が愛しているのはお前自身であって、燕を愛してなどいないよ自己愛野郎。
私の目に映ったのは、町民も燕も王子も全く大差ない「どうしようもない愚か者」ということでしかなくて、横手festivalちゃんが烏丸に充てたのって「表面的に善人(価値のあるもの)を繕っても、いずれ化けの皮が剥がれるぞ」って意味なのかな。
明暗同軸、表裏は一体。色んな意味付けができるだろうが、いずれにせよ茉莉ちゃんのセンスは素晴らしいね。宛先が烏丸だけでなく高嶋も含まれていたら最高だね。一口で四度は美味しい。 かくみ全文がとても気になる。文庫化はよ。
私が「幸福の王子」から読み取れる教訓的なものって「過ぎた欲望と衝動に身を任せれば全てを失うぞ」なんだよなぁ。
王子に対して「鋳熔かして再利用もできない、クズ鉄以下の鉛の心臓がお前の本質だ」とでも言っているようで、本当に酷い噺で良く出来た噺だよ。 Godが王子と燕を召し上げた先まで嬲り方に余念がない。流石God性格が悪い。
王子は刹那的な享楽は与えていても、誰も幸せにしていないからな。…いや、町の全ての醜悪なものと悲惨なものが見通せるなどと自惚れたことを言いながら、醜悪で悲惨な自らを省みることがなかったのだから王子自身は幸福だったのかもしれんな。なるほどタイトル通りの「幸福な王子」だ。
「燕と葦」と「王子と燕」の関係が重なると同時に対比になっていて、本当に良く出来た酷い噺だと思うわ。 どいつもこいつも耄碌していて、正しい判断をしたのは葦だけか。ははは。
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勇者適正について
【2020/10/16 16:45 】
!
高嶋さんの描写書いてて思い至ったのだけど、共感性の高さが勇者適正に関わっているのではないだろうか?
共感は言い換えれば、他人の感情を素のまま受け入れてしまうと捉えられるし、それは周りからは純粋で素直と受け取られる。他人に共感してしまうから他人が傷付くことを恐れるし、共感してしまうから他人のことを自分のことの様に感じて自己犠牲を犠牲とは考えない。共感してしまうから他人に身をやつし、それを思い遣り深いと周りは捉える。
「本当は臆病者だから戦っているんだ」と高島さんは言った。
共感性が高いとはつまり他者の意思を宿し易い器。
魑魅魍魎を身に降ろす切り札。
神の力を授かる勇者。
繋がった気がする。
そうだ、よくよく考えてみたら【勇者】と名付けたのは大社であって神樹ではないのではないか?いや、カムイが勇者と呼んでいるから違うか?いや念話ということは発声しているわけでないわけで『地祇の力を振るう者』という念を雪花が受け取る際に、自らたちが勇者と呼ばれている事前知識を基に『勇者』と当て嵌め、解釈・自動翻訳されていた可能性を否定できない。
勇者たちの本質は厳密には勇気ではない…?
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ネタ更新
【2020/09/15 20:55 】
知識がアップデートされたので
「ネタ原文」
の、バッタの話ちょっと修正しました。参考元→【
昆虫食はバッタの大発生を解決しない。
】
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「車輪の下」読了。
【2020/09/14 22:38 】
走馬灯のようだなと思った。
流るるまま、文字の渓流に脳を任せて沢下りをしていると、ときより深い絶望や重い焦燥感、期待や不安から成就により訪れる麻薬のような多幸感などの印象的な出来事が陰険な光を放ったかと思えば、暗がりの寝室で美少年たちが口付けを交わしているのを見つけて明々としたり、場面描写や短い言葉一つ一つの情報は重要ではなくて、全体によって理解を得る。そんな具合だった。
日常とは基本退屈なものだ。
しかし、退屈な日常においても劇的な心境は生じ得る。読み慣れないものにとって、この小説は敷居が高いだろうが、それで問題無い。退屈であっても一生である。人に歴史ありと謂う様に波があり、印象的な場面が訪れる度に、うどんが喉から腑に落ちるが如くスルリと脳に取り込まれるので、流し読むように鑑賞する程度でもよい。
重要なことは何も私の口からは言わないが、作者の精神は本当に屈折しているね。
嫌な噺だ。
私と彼の違いは……なんだろうね?特に無いのではないかな。
私も彼と同じように、屈辱と陶酔と寂しさを抱いて無為に死ぬだろう。そう確信している。
私達がここに生まれ落ちたときからそれは避け難い結末であった。
私は暗示によって、決して口にはしないし脳内で復唱することさえないが、きっと私は何もかもを薄ら諦めながら、私を死なせるためにあらゆる可能性を諦められず、怠惰でだらしのないズボラを纏ったまま挑み続けるのだ。
「"怠惰に"挑む」のではなく「怠惰に挑む」のである。
生き急いで失敗したので、しばらく怠惰に対しては挑まない。
何もかもを諦めているような感慨を持ちながら、何一つ諦められないのが私ですね。すべてに失望していることで絶望を遠ざけ、死ぬために独りでに生存するのです。
私の夢は自殺すること
そして、エーミール。またお前かエーミール!!
小賢しい性質の癖に愚直なエーミール君が、最高に道化で素晴らしい。
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あなたは更新
【2020/09/12 19:57 】
「あなたは」
の首無しチキンの説明に誤りがあったため修正しました。
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